徐々に,数検・英検・漢検の本番が近づいてきました。

今回も各種検定試験は塾外からのお問い合わせ,参加があります。

その塾外生のお母さんの話で「素晴らしい‼」と思わされたことがあります。今回,「算数検定」の申し込みをいただいたのですが,まだ小学生。現在はサッカーを習っている男の子だそうです。サッカーの習い事では,

「リフティング〇〇回できるようになった!」

と親子ともども他のことを犠牲にして夢中になる空気,試合に勝つために全てを注ぎ込む空気(学校の宿題がいい加減になるぐらい夜も練習に打ち込む等)が感じられるそうですが,お母さんはその空気に違和感をおぼえているそうです。

「うちはサッカーはチームプレーの大切さを学んだり,基礎体力の向上だったり,対人間の礼儀作法を学んだりする場として考えている。サッカーだけで生きていくわけではないので,他のすべてを犠牲にしてまでサッカーをやらせることはしない。将来子どもが生きていくために勉学の力も大切。だから算数検定にもチャレンジさせたい。それぞれ子どもが生きていくために必要なことを取捨選択してバランスよく目的に合わせて選ぶ」

といった内容でした。

サッカーなどのスポーツに夢中になることを私も否定はしません。(教員時代は部活動の指導にも力を入れていました)ただ,スポーツで生きていくことはほんの一握りの人間しかできません。ほぼ全員の人間に共通して言えることは学力は必要だということです。もちろん学力だけに没頭させることも賛成はしかねます。

このお母さんのように,それぞれの良さを吟味して,「なぜこの子にそれをさせるのか。」をその子の将来と絡めて決断し,それぞれの習い事の目的を見失わないようにバランスよく取り組ませること。これが大切なのだろうな…と学ばせていただきました。

各種検定試験。塾生も塾外生も,それぞれが目的を明確にもって合格を勝ち取るためにがんばってくれることを願ってやみません。